プロが伝える看護施設の3つの選び方
訪問看護必要?
訪問看護、利用しましょう!ってケアマネさんから言われて、
そもそも訪問看護ってなに?
いざって時には病院に行けばいいじゃん!って思いますね?
厚生労働省の抜粋より
○ 疫病又は負傷により居宅において継続的して療養を受ける状態にある者に対し、その者の居宅において看護師等が行う療養上の世話又は必要な診療の補助をいう。
○介護保険の給付は医療保険の給付に優先することとしており、要介護被保険者等については、末期の悪性腫瘍、難病患者、急性憎悪等による主治医の指示があった場合などに限り、医療保険の給付により訪問看護が行われる。
とあります。 要するに、実は利用対象者は、介護保険等を保持してなくても利用できるのです。
具体的に
①医師の指示があれば可(訪問看護は看護師が医師の指示のもと実施)
②通院出来る状況でも可(よく我々が利用いただく、独居高齢者の服薬管理などにおいても可能です。)
③軽度の骨折等では不可(継続して必要な状況であれば可)
④年齢制限はありません。
私が考える、訪問看護ステーションを選ぶ3つは以下と考えます
① 土曜日、祝日は通常通り訪問が出来るステーション。
② 訪問に来る看護師が明るい事。
③ 一方的に事業所の考え、体制を押し付けない事業所。
この3つは最低限押さえたい部分だと思います。
以降一つ一つ私が考える上記の理由についてお話して行きます。
まずは、①について。
こんなこと、あんなことにも記載しましたが、土日、祝祭日お休みでれば、
1週間は7日間で、土日お休み、祝日が1日含まれていると4日の訪問予定。
訪問の曜日の指定が限られてくる。
私は、訪問看護ステーションの社会的意義として、誰のためにある制度なのか?
あくまでも私の個人的な見解です。
私としては考えられないのです。
利用者の方の状態、利用者の家族の都合は、訪問看護の事業所次第??
やはり、利用者の状態と家族の都合が優先するべきではないかと思います。
どの事業所も人材確保で大変苦労しています。
職員の労働する環境の整備をしっかり行わないと看護師の定着も難しくなります。
当事業所では、開設して9年となりますが、
開業当時から、日曜日のみのお休みをいただいています。
年末年始の4日間とお盆の3日間においては、必要な方には訪問を行っています。
看護師さんの医療的な経験、実績、見地は大変、優れているのも事実です。
面接等機会を得て、たくさんの看護師さんとお話しさせていただきましたが、
社会貢献を本当に目指している、方たちばかりです。
しかしながら、矛盾を感じる、今日この頃です。
Comment
訪問看護、訪問介護等の職業って何に属するかご存知でしょうか?
林業、商業、医療、等 さまざまありますが、我々の職種はなんとサービス業なんです。
サービス業って?
売買した後にモノが残らず、効用や満足などを提供する、形のない財のことである。第三次産業が取り扱う商品である。 なんだそうです。